先日行われた保護者セミナーでは、聖徳大学附属小学校の三須校長先生がご講演くださいました。
聖徳大学附属小学校では教育の3本柱があります。
・問題解決学習
・グローバル教育
・聖徳オリジナルカリキュラム
これらについて、熱意とともに丁寧にお話くださいました。
三須校長先生は聖徳では何事にも丁寧にきめ細やかな対応をしているとお話くださいました。そして子どもの可能性を信じて疑わないともおっしゃっています。
HPやパンフレットには載っていない学校の特徴はやはり先生がお話してくださる生の声を聞くことで知り得ます。素敵な聖徳の特徴を魅力的にお話くださいました。
聖徳では「和」の心を大事にして教育が行われます。人と人のつながりの大切さ、学び合いの大切さのことです。
その中で「明和班」という縦割りの班システムがあります。どの学校も縦割りの班はありますが、聖徳の凄いところは食堂(じきどう)を介して毎日明和班の仲間で集まり活動があります。
近年コロナの影響で今まで食堂での会食は無かったのですが、今年から全面復活するとおっしゃっていました。
毎日異学年交流があるのはおそらく聖徳だけだと思います。この積み重ねは想像するだけですごいことがわかると思います。
実際に、6年生との別れを惜しんで卒業式に出られない1年生が校門前でまっていたり、卒業後も交流が続いているそうです。
明和班での活動を通して自己有用感が養われるとおっしゃていました。
自己有用感とは自分は必要とされている、自分はみんなの力になれると思う感覚のことです。
明和班ではこの自己有用感を感じるチャンスがきっと多いのだと思います。
このような学習を通じて、非認知能力が養われ認知能力が伸びていくのだと思います。
ちなみに、自己有用感は幼児のうちではお手伝いを通じて養うことができますね。
だからこそお手伝いは大切です。決して上げ膳据え膳でなんでもやってあげることがないように幼児期は大切に過ごしていきましょう。
これ以外にも、聖徳には子どもをバランスよく育てる仕掛けがたくさんあります。
もっと知りたいと思った方はぜひ学校説明会に行き、校長先生のお話を聞いてみてください。
三須校長先生、この度はキッズに来ていただきありがとうございました。
次回は6月3日に日の出学園小学校の荻原校長先生がお越しくださいます。
皆様万障繰り合わせてご参加ください。
かおり先生